1956-06-02 第24回国会 衆議院 本会議 第61号
アメリカは、民主主義をモットーとし、人権の尊重を金看板としておりますが、これら諸島における現状につきましては、去る五月十八日、外務委員会において、桑江朝幸、比嘉秀盛、真栄城守行の三君を参考人として詳細にわたる状況を聴取したのでありますが、遺憾ながら、アメリカの管理の模様には、われわれはいささかも満足すべきものがなかったのであります。
アメリカは、民主主義をモットーとし、人権の尊重を金看板としておりますが、これら諸島における現状につきましては、去る五月十八日、外務委員会において、桑江朝幸、比嘉秀盛、真栄城守行の三君を参考人として詳細にわたる状況を聴取したのでありますが、遺憾ながら、アメリカの管理の模様には、われわれはいささかも満足すべきものがなかったのであります。
申し上げるまでもなく、沖縄につきましては、去る五月十八日当委員会におきまして、桑江朝幸、比嘉秀盛、真栄城守行の主君を参考人として詳細にわたる状況を聴取したのでありますが、今日、アメリカの管轄下になっております沖縄の行政は、遺憾ながらわれわれの満足すべきものではなかったのであります。
三点に対しましては比嘉秀盛君にお願いいたしまして、以上の二点に対してお答えいたしますが、先ほどの桑江に対する御質問で、お答えの中に抜かしたのがありますので、つけ加えておきます。先ほど申し上げました復帰の熱願、移民の実現、それと今回陳情に参りました最も重要な趣旨である講和発効前の補償方の件の実現をお願いするわけであります。以上一点、二点に対してお考えいたします。
本日御出席の方々は、桑江朝幸君、比嘉秀盛君、真栄城守行君の三名であります。 議事を始めるに当りまして、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中のところ、特に当委員会のために御出席下さいまして、まことにありがとうございます。
○前尾委員長 比嘉秀盛君にお願いいたします。